🎄モバイルファクトリー Advent Calendar 2022!毎週土曜日は「良いモノ」を作る技術というテーマで、モバファクの非エンジニアが知見やTipsをお届けします!
こんにちは。駅メモ!シリーズでデザイナーをしている19卒入社の @watagisanです。
アドベントカレンダー初投稿ということで、新卒デザイナーとして、「どのように行動すると入社して早い時期からいい感じに会社に貢献できるか」について個人的に意識していた「心構え」のまとめを書きました。
こころとからだのためにたいせつなこと
睡眠はたいせつ
- IT関係の企業では、どちらかというと頭を使うお仕事が多いのでしっかり休まないと日常業務に支障をきたします
- 作業時間(残業時間)ではなく成果を自慢しよう
自分の扱いがおかしいなと感じたらすぐに誰かに相談する
- 上司もチームももちろん僕もあなたも、人間なのでチームメンバーとの相性が悪かったりする場合がどうしてもあります
- 上司やチームからの扱いが何かおかしいなと感じたら、身近な人にすぐに相談
わからなければすぐ質問
- 「Aさんに聞きたいけど忙しいかも…?」→忙しければそう言ってくれると思うので、聞いたほうがいいです
- 「まず自分で考えるべきかも…?」→自分で考えるべき疑問であればそう促すと思うので、聞いたほうがいいです
- 知識がまだ乏しい段階で「自分で考えるべき問題か」「質問すべき問題か」を判断するのは難しいです
上司に質問されることに怯えなくてもよい
- 上司や先輩からの質問は詰問や叱責の意図を伴っていない
- なんとなく「怒られているのかな」と勘違いしないこと
- 例えば「ここのストライプのデザインはどういう意図をもってストライプにしたの?」と言われた時
- × ストライプじゃ変だからマシなデザインにしろ!
- ○ 数多あるパターンからストライプを選んだ理由はなんだろう?ストライプは適切だろうか?
- 例えば「ここのストライプのデザインはどういう意図をもってストライプにしたの?」と言われた時
アウトプットをしよう
ここでいうアウトプットとは、自分が知り得た知見や技術などを他の人が利用できるように社内向けのドキュメントとしてまとめておくことです
- 「自分の持っている知識なんてみんな知ってるだろうしアウトプットしても意味ないかも…」というのは間違いです
- 「自分が思いつくようなことはほとんど誰かが先に思いついている」のは正しいです
- ですが「思いついたことを文字や図にアウトプットしている」かどうかは別
- たとえ被っているところがあったとしても、一字一句同じになることはないのでアウトプットする意味はあります
- 「自分が思いつくようなことはほとんど誰かが先に思いついている」のは正しいです
- 「自分が新卒で経験したことなんてみんな知ってるしドキュメントにしてまとめておく必要なんかないか…」
- →あなたの経験とみんなの経験は当然異なるので、あなたの経験や感想を書き留めておくことは今後の新卒の糧になります
おしごとをする上での行動の心構え
組織の人間であることを意識して責任を持つ
- デザインに限らずですが、社会人として・組織の人間として恥ずかしくない立ち振る舞いが求められます
- なにか不祥事があると会社の名前に傷がつき、それは社員全員の社会活動に影響します
- あなたがデザインしたものは、「会社の制作物」として世の中に認識されます
- 制作を進める時に、それはリリースして問題ない表現かを考えておくとよいです
- あなたの行動によって起きた不利益は会社が被ります
主体性を持つ
- お仕事を任せる時、全然やる気がなさそうな人よりも実績のある人ややる気がありそうな人に任せたくなります
- なので自分から手を挙げて仕事を取りに行くような姿勢だと、お仕事も成長のチャンスも多くなります
- 社風にもよりますが、実績がなくても新人ならお仕事を任せてもらえる風土があれば主体的になりやすいです
- 常に積極的に手を挙げる姿勢が早いうちに身につくと、どんどんお仕事を任せてもらえて実績も増え、スキルもどんどん向上します
当事者意識を持つ
- 何か問題が起きた時に、問題解決のために自分から動こうとする姿勢を見せると、周囲からの信頼は厚くなります
- 「自分には関係ない事だから…」とか、「新卒の自分が出る幕じゃないな…」と思う人には会社としては問題解決を任せたくないです
- 何か自分にできることはないかとりあえず考えるようにしておくと、自分にもできることがあった時にすぐ動けるようになります
スピード感を持って動く
- 例えば何か作業を頼まれた時、他に特別優先すべき事項がなければ、先にその頼まれた仕事を終わらせて報告した方が周囲からの評価は上がります
- 他の重要なタスクや業務時間を犠牲にしてまで先にやれというわけではないですが、もし順番を前後しても大丈夫なら先に終わらせてしまった方が評価されるし信頼もされやすくなるのでのちのち自分にとって得になると思います
- もちろん仕事のスピードとクオリティの両方を満たすのがベストなんですが、クオリティ面で未熟な新卒のうちにチームに貢献するにはスピード重視に振り切ってしまってもよいと思います
- すばやく作業していろんな人に見てもらって、より多くのフィードバックをもらって修正していく方が時短になります
(なるべく)早めに呼びかけに応じる(できれば)
- オフィスにいるときはデスクで仕事をしていることが見えますが、リモートワークだとそれが見えないのでチームメンバーがそれぞれ何をしているのか(忙しいのか暇そうなのかすら)わかりません
- なので返事が遅いと「ちゃんと仕事してるのかな…?」とか「無視されちゃったのかな…」とか心配になります
- (これは信用していないわけではなく、関係が浅い新卒のうちはどうしても不安に感じてしまうという話です)
- なので呼びかけがあった時などはなるべく早く応答するようにすると、周囲は「この人には安心して仕事を任せられるな」と感じます
- ミーティング中だったりとっても忙しいときは「あとで確認してお返事させていただきます!」とか「ミーティングの後にお返事します!」とかとりあえず見たよ!ということを伝えてあげると声をかけた人は安心できます
業務をする上での心構え
「会社、チーム、上司が自分に期待していること」が何かを考える
- (新卒に限らずですが)自分が今周囲から何を期待されているのか考えてみる機会を設けるとよさそうです
- 何を期待されて採用されたのかを考え、その期待になるべく応えられるように動くと評価は上がりやすいと思います
- 逆に何を期待されているのかの認識を間違えて、期待されてないことを頑張ってしまうとせっかく頑張ったのに評価されなかったり、仕事ができない人だと思われてしまったりしてかなしいです
- 考えてもわかんないよ〜!というときは直接上司やメンターの人に聞いてしまってよいと思います
ミスしたらすぐに正直に報告する
- ミスが後から発覚して大ごとになるより、ミスをすぐに共有してみんなでリカバリできた方が会社としての損害は少なくなります
- なので、やらかしたら気付き次第すぐに誰かに報告しましょう
- 例えば…
「すみません、Googleドライブ上の○○のデータを誤って削除してしまったのですが、どうすればよいでしょうか?削除してしまったデータは○○、削除してしまったデータがあったドライブのURLは○○です」などなど
- 例えば…
わからないことはすぐに聞く
- 仕様、納期、要件、デザインの方向性などなど
- 入りたての頃はわからないことが多いのは会社の人たちもみんな知っているので、忙しいかもしれないし…とか思わず遠慮せずに聞くとよさそうです
- 誰に聞けばいいかわからない…というときは、「@わかる方お願いします」とかで聞いたら誰かが適切な人に繋いでくれると思います
- わからないまま1人で考えて業務時間を浪費するよりも、頻繁に質問して仕事を少しでも進められる方が会社としては助かります
質問するときは回答しやすいように質問する
- 初めのうちは何もわからないので難しいかもですが、聞かれた側がすぐに返事しやすい質問だとお返事が早く返ってきやすいと思います
- 例えば…「質問するときに自分なりの答えを添えて質問する」
- 「お疲れ様です、自分の手持ちの作業についてです。指示されていた画像制作の作業が終わったのですが、次に作業した方が良い作業などありますか?自分としてはこの作業(タスク情報のURLなど添えつつ)が納期近そうかつ自分でも対応できそうなので、次はこれを作業しようかなと思いますがどうでしょうか?」
- 「お疲れ様です、自分の手持ちの作業についてです。指示されていた画像制作の作業が終わったのですが、次に作業した方が良い作業などありますか?自分としてはこの作業(タスク情報のURLなど添えつつ)が納期近そうかつ自分でも対応できそうなので、次はこれを作業しようかなと思いますがどうでしょうか?」
という感じで
①なにについての質問かわかるように前置きをする(相手が忙しかった場合に緊急で返事した方がいいか後でもいいかの指標になります)
②質問したい内容を具体的に書く(必要に応じてURLなどあるとなおよいです)
③質問に対する自分の意見を添える(意見が合っていれば「それでいいよ!」で返事が済みますし、間違っていれば相手も何が勘違いの原因になっているのか把握しやすいです)
- 例えば…「関連情報を提示して適切な回答を引き出す」
- 「お疲れ様です、こちらの画像制作に関して、制作で使用するキャラクターの素材画像を探しているのですが、どこにあるか教えていただけませんでしょうか?Googleドライブ上で検索したのですが見当たりませんでした。こちらの画像制作要件は以下のURLです。」
- 「お疲れ様です、こちらの画像制作に関して、制作で使用するキャラクターの素材画像を探しているのですが、どこにあるか教えていただけませんでしょうか?Googleドライブ上で検索したのですが見当たりませんでした。こちらの画像制作要件は以下のURLです。」
という感じで
①なにについての質問かわかるように前置きをする
②質問したい内容を具体的に書く
③質問前にどう行動したかを添える(なぜ質問をするに至ったのかがわかるので、回答する側もどんな情報を提供すればいいか把握しやすいです)
④関連する情報を示す(もしそもそもの質問が間違っていた時に指摘できるので、自分が知り得る関連情報は全て提示しておくと認識の齟齬が少なくなります)
さいごに
個人的な心構えなので誰しも参考になる内容ではないと思いますが、入社して困った時に役に立ったらうれしいです。