この記事はモバイルファクトリー Advent Calendar 2020 3日目の記事です。
デザイナーの id:momoyagi です。UI/UXについて考えたり、グラフィックデザイン作ったりしてます。前述の通りの役職なのでデザイン系の記事をすすめられたんですけど、コミュニケーションも技術じゃん(屁理屈)と思っているので雑談の話します。
弊チームのゆるく無駄な雑談
私の所属するチームでは、夕方頃、Google Meetを利用して進捗報告のための夕会後5〜10分の短い雑談タイムを設けている。
話題はTwitterのトレンドから休日の話等、他愛もない事柄ばかりで聴いても聴かなくてもなんの支障もない話題が中心。
度々、事業やタスクについての相談も行われるが普段は無駄そうなことばかり、というかほとんど無駄である。
チーム構成や世界情勢
弊チームでは、中心となる社内のメンバー数人と業務委託の社外メンバーとの合同でプロジェクトをすすめている。
合同のチームが出来て数ヶ月後、世界中で課題となっている感染症が流行り始め、20年2月にはリモートワークへ移行した。こんな事もあろうかと、と準備を進めていたバックオフィスの皆さんにはひたすらに感謝である。
これまではオフィスや休憩室で顔を合わせ、すれ違えば挨拶をするような環境だったにも関わらず、一切の交流がない孤独な業務環境に身を置くことになってしまった。
また、リモートワークに入ってから入社してきた新卒のメンバーは、(ほとんど)会ったことすらなかった。
きっかけ
相手は何を考えているのか、コンディションや人間性を知る手段がなくなってしまった私達。
リモートワーク移行直後、話し相手が居ないストレスで個人的には少し疲れていたのだが、PMとの1on1の中で雑談タイムを設けて見ようという案が出る。それだよそれそれ!
その日の夕会に早速雑談タイムが採用される。いざ話すぞ、というタイミングでチームの中では心理戦が始まった。「何を話せばいいんだ?」
雑談のお作法
さあ話すぞ!と意気込むと意外と話題はなく沈黙が続きそうだったので、陽キャコミュ強になることを決意した。
具体的には、雑談タイムのはじめに合図を送り「話したい事ある人〜」と声をかけるだけで、特に何もなければTwitterのトレンドを見たり自分語りをするだけである。話題があれば、追って話題は出てくるもので、聴いていれば丁度10分たつかな…という感じだった。
毎日他愛ない話をし続ければ、メンバーの人間性がわかったり新情報が発覚して、愛着や安心感が得られた(と思う、所感です)。
雑談が得るもの
雑談で得られるものは業務の進捗じゃなくて「チームメンバーの印象」で、これがあるだけでも信頼感を持てたり、安心してコミュニケーションが取れるようになるだろうと思う。
ビジネスとはいえ、結局は人と人の関係で成り立つ小さな社会で、スムーズなホウレンソウやいつでも相談できる環境を用意するのも、大事な努力の一つではないかと考えている。
ポエムは以上です、話していこうね😊